SM540 高分解能 スペクトロメーター Spectral Products
Spectral Products
SM540 高分解能 スペクトロメーター
◉ 高解像度分光アプリケーション
◉ スリットへの直接入力またはファイバー経由の光入力
◉ 200~1050nmの範囲で最大700nmの測定が可能で、SM2xx/SM4xxシリーズの半分の波長域に絞ることにより、2倍の分解能での分光測定が可能です。
◉ USB2.0インターフェース、16bitのダイナミックレンジを利用可能
◉ USBマルチチャンネル構成を最大8台までサポート
◉ UV強化コーティング - UV enhancing coating
SM540は、SM440の2倍以上の解像度を実現したCCDベースの分光器です。
この分解能は、特大サイズ(30mm×30mm)の光学ベンチ部品を使用することで実現されています。
これらの部品は、SM400やSM440で使用されているものと比較して、約4倍の有効コリメーション、グレーティング、集光面積を提供します。
他の分光器と同様に、有効分解能はウィンドウサイズが小さくなるにつれて高くなります。
100 nmのウィンドウでは、約0.05 nmの分解能となります (SM400およびSM440では0.15 nm)。SM400/SM440のような小型の光学ベンチでは回折角の制限により基本的に不可能ですが、SM540の大型光学ベンチではNIRで狭いウィンドウサイズでも高い解像度を得ることが可能になっています。
インターフェースは、USB2.0インターフェースと16ビット拡張ダイナミックレンジを持つPCIカードインターフェースを標準装備しています。当社のUSBボードは、最大8chまでのマルチチャンネル構成に対応可能です。
このマルチチャンネル構成により、ワイドレンジ対応の高分解能や、デュアル分光器システム(測定用とリファレンス用)が可能になります。
CCDには、従来のUVコーティングに比べ、450nm以下の紫外域の感度を向上させるUVエンハンスメントコーティングが施されています。
この新しいUVコーティングにより、500nm以下の信号感度は一般的に20~50%向上します。ソフトウェア面では、専用アプリケーション開発用のSDKやDLL、Windowsベースの分光収集・解析ソフトウェア「SM32Pro」などをサポートしています。
標準およびレガシーインターフェース設計により、高度な取り込みプログラミングと外部トリガーをサポートします。
NOTE: Please click SM540 for the brochure file.
ソフトウェア
⦿ SM32Pro - Windows(32ビット/64ビット)ベースのデータ収集・解析用ソフトウェア
⦿ 透過率、反射率、吸光度の測定が可能
⦿ データエクスポート、ズームイン・ズームアウト、スペクトルオーバーレイなど多彩な機能
⦿ 色彩解析ツール付属
⦿ 信号の平均値および積分時間の制御
⦿ DLL ライブラリにより、ユーザーによるソフトウェア開発が容易
⦿ VC++ / VB / LabView / Matlabのサンプルを利用可能